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尾上 永晃 Noriaki Onoe

クリエーティブ

2009年入社

どんな学生時代を過ごしたか

建築学科でしたので、ずっと模型を作ったり、スケッチばかりしていました。5kmの煙突によって遺灰がジェット気流にのってハワイまで届く火葬場とか、東京のビル上を巡るモノレール計画とか、パソコンの中に人間が住むとこうなる、みたいなテーマ性が強い建築ばっかりやっていて、個人的には楽しかったのですが、全然評価されず悶々としていました。あとはもう田舎の大学なんで、暇で暇で。友達と自転車で畦道を爆走するとか、家でウドンを打って食べさせるとかそんな素朴なことばかりしてましたね。良い環境だったと思います。課外活動は、探検部とテクノを作るサークルに入ってました。無人島の魚は無垢だからかすぐ釣れることには驚きました。

電通を選んだ理由

卒業論文の相方が、就職活動で広告会社を受けるといい出したのがきっかけです。調べてみると、なんだか楽しそうだぞ、と。論文で「都市のコミュニケーションデザイン」といって、日雇い労働者が多く住む街の研究とか、住民が街にプライドを持つためにはどうすればいいのか、といったことを専攻していたこともあって、「何がどうなってこういうことが起きて、それをどう解決すればよいのか」みたいな部分に日頃からとても興味がありました。そんな課題解決と、前述のような妄想がうまいことマッチする気がして電通を志望しました。他社は全部スカッと落ちました。

百色名刺の色・その色にした理由

Color Number076

みんな派手な色にしそうだったから。あとお茶が好きだから。

得意技は睡眠

いつでもどこでも寝ようと思ったら即座に寝ることができます。毎日8時間寝てるというのに。

担当したプロジェクトについて

【チキンラーメン アクマのキムラー】
アクマの商品なので、ひよこちゃんを悪魔にして、「やってられっか!」とかつぶやかせたりCMを作ったり精霊を呼べるランチョンマットを作ったりしました。ものすごい反響で、ひよこちゃん愛されてるな〜と実感しました。

【東急池上線 フリー乗車デー】
東急電鉄さんの東急池上線のブランディングの一環で、とにかく東急池上線沿線の良さを体験してもらうために1日だけ乗車無料にしたところ街中がてんやわんやに。みんな出かけるきっかけが欲しいのだなと気づきました。

【カロリーメイト すすめ、カロリーナ】
初めての外国人女流プロ棋士であるカロリーナさんを応援するために、長尺のアニメを作りました。スポンサーシップを結ぶところから始め、取材を重ねて作ったアニメ。それを観たカロリーナさんが泣き出してしまい、あたふたしましたが、なんというか感動しました。

【ドラクエモンスターズ トリバゴ】
何を言ってるんだっていう感じだと思いますが、トリバゴとコラボしてトリバゴそっくりなCMを作りました。もともとかっこいいCMつくるぞ〜とか思って入社したのに、なぜこんな感じになっているのか分かりませんが、とにかく楽しいです。

デジタルクリエーティブ職の必要性、今後の可能性について

少し前のデジタルクリエーティブは、パソコン上の話が大半でした。なので、ある程度範囲が決まっていた。でも今は全員スマホを持っている。すなわち、全員デジタル。みんながつながってしまった。なので、デジタルクリエーティブというのは、もはや人間みんなの話なのではと。よりグッとくるかこないかを見つめていく課題解決なのだと思います。日清食品さんの「10分どん兵衛」という仕事では、日清食品さんに発案者のユーザーの方に対して「自分たちは気づけなかった」と謝罪していただきました。東急電鉄さんの「東急池上線 フリー乗車デー」では、みんなに来てもらうために1日だけ電車の切符を無料にしてもらいました。どちらもシンプルです。知らなかったら謝る。来てほしかったら門戸を開ける。どちらも、ものすごい効果で興奮しました。

電通の使えるところ・電通を使って成し遂げたい夢

とにかく色んなプロフェッショナルがいます。これどうすればいいんだろう、って悩んで社内を探すと大体だれかがヒントを持っているっていう。そしてそれが全く管理されていないので、自由すぎるギルドって感じでしょうか(笑)。それだけに、自由にチームを組めてやりたいことを一緒に成し遂げる仲間をみつけられる面白さがあります。成し遂げたいことは、もともと建築だったり都市デザインを学んでいたので、都市をもっと楽しくする企画をやっていきたいですね。デジタルをやっていて培った、人が動くモチベーション設計みたいなのが活きる分野はとても広いと思っています。

エレファントカシマシ

良さしかないからです。

オフの時間の使い方

よく妻子と都内を散歩します。近所の公園とか商店街とか。あとは食べることが好きなので、料理を頑張っています。なぜこれがこうなるのか、これとあれは置き換え可能なのか、とか成分や役割から考えて作っていくととても楽しくいくらでもやってられますね。

デジタルクリエーティブ職を目指す学生へのメッセージ

田舎でウドンを打っていたアナログな大学生が、東京の広告会社でデジタルクリエーティブをやっている。ラノベか、ってくらい意味のわからない経歴です。ただ最近よく思うのは、大学のときに褒められないけど好きでやっていたことや、散歩しながら考えていたようなことが今と密接につながっているな、ということです。もちろん、デジタルに詳しい方は向いている職種だと思います。でも、そうでなくても、好きなことに熱量をかけられる人や、人間について考えることが好きな人も、とても向いているはずです。まだまだ発展途上なジャンルです。世の中を楽しませられる新たな鉱脈を一緒に見つけましょう!つかもうぜ!ドラゴンボー●!

デジタルクリエーティブ職

アイデアとテクノロジーを掛け合わせて、新しい体験や表現を創造する人。
人々の気持ちを強く揺さぶり、人々の行動をつくりだして、課題を解決する。広告の領域を超え、イノベーションを生み出します。