校長
佐々木 康晴
株式会社電通 統括執行役員
電通グループGlobal Chief Creative Officer
大学院にて情報科学を学んだ後、1995年入社。コピーライター、インタラクティブ・ディレクター、電通アメリカECD、第4CRプランニング局長等を経て現職。カンヌライオンズ金賞の他、D&ADイエローペンシル、CLIOグランプリ、One Show金賞などを受賞。2020年D&AD Digital部門審査委員長、2022年カンヌライオンズBrand Experience & Activation Lions審査委員長、2024年Spikes Asia Creative Commerce部門等審査委員長。2011年クリエイター・オブ・ザ・イヤー・メダリスト。日本でいちばんヘタで過激なカヌーイスト集団「サラリーマン転覆隊」隊員。
AIでさまざまな表現が簡単に作り出せる時代。今後はそこらじゅうにAIによる制作物があふれていくことでしょう。一定の品質のもと分かりやすく機能的に伝える部分はだいたいAIに任せられる。いよいよ、人が持つアイデアの力は、人の心と体が動くことに、すなわちより人間らしい部分に集中させることができます。もともと、アイデアを考えるということは、とことん人のことを考えることなのですから。
データ、テクノロジー、メディア、デザイン、カルチャー、世の中のありとあらゆるものと、あなたならではのアイデアをかけ合わせ、みんなを笑わせたり、感動させたりしながら、人々をつなげていく。企業や社会の課題を、一見無駄のように見えるやり方で、でもみんながあっと驚く、ワクワクする方法で解決する。今後ますます、アイデアを生み出し形にする仕事は面白くなりそうです。
電通という会社に興味がなくてもかまいません。もし、アイデアについて学びたいと思ったら、ぜひ、このインターンに応募してみてください。時代が変わるときこそ、新しいクリエイティブが生まれるときです。みなさんが秘めているその才能を目覚めさせて、世の中を動かす力に。クリエイティビティこそ、人間が持つ最もクリーンでパワフルなエネルギーなのですから。