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電通で働く私たちの
キャリアストーリー
~女性リーダー
それぞれの転機と選択~

※この内容は2025年10月29日に実施し
たウェビナーより掲載しています

キャリアが
大きく変化した転機

セライヤ: まずは、「キャリアが大きく変化した転機」というテーマでお二方の経験を教えてください。

国政: 最初の転機は、入社3年目でマーケティングから営業へと職種が変化したことでした。プロジェクトのプロデューサーとしてクライアントや社内のチームメンバーをつなぐハブとしての役目が多く、大変でしたがとてもエキサイティングでした。マーケティングアプローチやブランディングなどの経験を積み重ねた時期でもあります。

2つ目の転機は、部長へ就任したタイミングです。約10人の部でしたが、メンバーのマネジメント、数字に対する責任、メンバー全員の健康管理など、仕事への取り組み方が変わりました。

<進行>
電通キャリア採用チーム

セライヤ 昭太

採用広報・PR担当として、イベントの企画設計や運営等を担当。

3つ目の転機は、マーケティング局の局長に就任した時ですね。約30年いた営業からマーケティングに戻るということで領域も変わりましたし、局長として今度は約80人ものチームを見ることになりました。
新卒の時だけではなく、どの転機においても「新任部長同期」や「新任局長同期」ができました。なんでも相談できる仲間がいるのが、電通のいいところです。

薄: 広告会社から電通へ転職したことが、私の最初の転機でした。当時は転職を強く希望していたわけではなく、たまたまお声かけいただいたので「波に乗ってみるか」という感じでした。コピーライティングという根底は同じですが、規模や出会いの数は大きく変わり、仕事がどんどん拓けていく体験は本当にワクワクしました。あの時、波に乗って転職した当時の自分に感謝しています。

執行役員

国政 裕子

電通に新卒入社。マーケティング局で基礎を学び、その後営業(ビジネスプロデューサー)として外資系バーガーレストラン・飲料メーカーを担当。2024年マーケティング局局長を経て、2025年より執行役員に就任。趣味はサーフィン。

2つ目の転機は、クリエイティブディレクターになると同時に部長へ就任したことです。良いものを作るために周囲をリードしつつ、みんなの心と成長に寄り添いながらマネジメントするのは大変でした。コピーライターとして意識してきた「人を動かす、心に届くコミュニケーション」がマネジメントにも活きたと実感しています。

3つ目の転機は局長に就任したことで、約10人の部から約120人の局全体と規模は大きく変わりましたが、ベースにあるのは同じです。一人ひとりに寄り添うことは得意だと自負しており、私なりに走り続けてきました。

第4CRプランニング局 局長

薄 景子

広告会社を経て電通へ入社。クリエイティブ局で約20年、さまざまなクライアントの統合クリエイティブを手がける。現在もプレイヤーを続けながら局長業を推進。主な受賞はクリエイターオブザイヤー特別賞、ACCグランプリなど。早稲田大学LRC講師も務める。趣味はヨガとおいしいものを食べること。

一貫して
意識してきたこと

セライヤ: 続いて、これまでのキャリアにおいて「一貫して意識してきたこと」を教えてください。

国政: 私が一貫して意識してきたのは、ターゲットインサイト、クライアントインサイト、そしてチームインサイトの3つからなる「共感する力」です。ビジネスプロデューサーとして一番大事なのは「その人が言っていることの本質をつかむこと」だと考えています。どんな場面でも、人に共感する力さえあれば何とでもなると思い、一貫して意識してきました。

国政裕子が一貫して意識してきたこと

薄: 国政さんをはじめ、電通にはターゲットにもクライアントにもチームにも寄り添う、共感力が高い人が多いですよね。

セライヤ: 「共感」は、電通で働いていくためにはすごく大事な要素ですよね。「インサイト」というワードも、いろんな場面でよく聞きます。薄さんは、どんなことを一貫して意識してきましたか?

薄: 「伝わる言葉を大切にすること」です。クリエイティブの現場でもマネジメントでも、そして人生においても「言葉」を真ん中に置いています。例えば、局員たちから「受賞しました」「競合に負けて悔しいです」みたいな報告を日々受けますが、その返信を私はラブレターだと思っていて。「コピーライターの力を発揮するのはここだ!」という思いでいつも返信しています。
それから、「可能性を信じ、リスペクトし、感謝し続けること」も大切にしています。局員のみんなには、「あなたには素晴らしい可能性があるんだよ」ということを揺るがず発信し続けていますし、周囲の人には隙あらば感謝するよう意識しています。「ありがとう」がめぐっているというか、感謝を発信していると逆に感謝されることも増えるんですよね。

薄景子が一貫して意識してきたこと

国政: 私も、みなさんの助けを借りて大きな成果に結び付けていくという風に仕事をしてきたので、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。コロナ禍のリモート勤務がメインだった頃もそうですが、部長、局長、執行役員と立場が変わっていくほど、特に「感謝を口に出して伝える」ことの大切さを実感しています。

リーダーとして活躍するお二人へのQ&A

「産休・育休やその後の復職、働き方の選択肢の実態は?」

セライヤ: ここからは、ウェビナー参加の皆様からいただいたご質問に回答していきます。さっそくですが、「産休・育休の取得」や「復職後の働き方」についてのご質問を多数いただいています。

薄: 産休・育休は、女性も男性も「取って当たり前」が浸透しています。育児しながら復職されている人も多く、みんなお互い様なので、お子さんのお迎えや発熱などは一番にシェアしてもらってチームみんなで支え合う風土が根付いています。

国政: たしかに私が入社した頃は少し取りにくい雰囲気はありましたが、今はむしろ会社側が取得を推奨していて、男女合わせた全体の産休・育休の取得率は105.4%*です。休暇の取り方は、1週間、数か月、1年など、事情や希望にあわせて様々です。

※従業員の育児休業取得率は、改正育児介護休業法を適用し以下の方法で算出。[(当該年度育休や育児目的休暇を取得した従業員数+その前年度出生があり育休や育児目的休暇を今年度初めて取得した従業員数)/当該年度配偶者が出産した従業員数 ]当該年度に出生があった従業員を分母とするのに対し、分子には当該年度に育休や育児目的休暇を取得した従業員に加え、前年度に出生があり育休や育児目的休暇を初めて取得した従業員も含めるため、100%を超える場合があります。

セライヤ: 時短勤務や中抜け、在宅勤務などはどれくらい浸透していますか?

国政: フレックスタイム制なので、自分で働く時間をコントロールできます。コロナ禍を経てリモートワークも浸透しており、今はリモートと出社のハイブリッドが基本です。例えば、「この時間はお迎え」「この時間はご飯を作る」など、家庭の事情に合わせて働きやすくなっていると感じます。

「広告業界以外の業界からの転職について」

セライヤ: 広告業界以外からの転職をご検討されている方も多いかと思います。異業種出身の方に期待しているポイントはありますか?

国政: 電通は「IGP(Integrated Growth Partner)」を掲げています。これは、マーケティング、コミュニケーションだけでなく、クライアントの事業成長のために必要なことは何でもサポートするということです。IGPになるために事業領域の守備範囲を広げているところです。多様なスキルや経験を持った人材が必要なので、異業種での知識・経験をお持ちの方は、自信を持って応募していただきたいです。

「生成AIに対する危機感、人が介在することの付加価値について」

セライヤ: 「コピーライティングやデザインの表現が生成AIに取って代わられてしまう危機感はありますか?」「人が介在することによって生まれるクリエイティブの付加価値とは何ですか?」といったご質問もいただいています。

薄: 電通としては、生成AIをプロセスの効率化やクリエイティブな可能性の拡大のために活用する「相棒」や「パートナー」ととらえています。AIを壁打ち相手にして企画を練ったり、その企画が本当にターゲットに届くかどうかAIを用いてペルソナに聞いたり、そういったところで活用しています。アウトプットそのものをAIに一任するのではなく、制作のプロセスで有効活用することで、クリエイティブの可能性がより広がると思っています。

「残業、評価制度、成長の機会について」

セライヤ: 「残業が多いイメージがあります」というご質問をたくさんいただいております。国政さんはサーフィン、薄さんはヨガがご趣味ということですが、仕事とプライベートのバランスについてお聞きしたいです。

国政: 今の電通は、「原則22時以降は仕事をしない」ことが徹底されています。その時々の仕事の状況によっては、残業はゼロではありませんが、ワークライフバランスをしっかりと保つことでよりよい仕事ができます。

セライヤ: 関連して、「長時間働かないと評価(給与)が下がるのではないか」といったご質問もいただいていますが、この点はいかがでしょうか。

国政: 長時間働いたことに対してではなく、あくまで「成果」に対して評価しています。時間を効率的に使い、限られた時間の中で最大の効果を上げることのほうが評価に値します。

セライヤ: クリエイティブ領域は成果を数字で測れないことも多いかと思いますが、評価の仕方はどのようになっていますか?

薄: 一人ひとりが年初に目標を掲げ、それに対して上長が個々の具体的な目標を設定しています。クリエイティブ領域では数字だけで評価するのは難しいですが、自分が立てた目標に対してどのくらい取り組めたか、成果を上げられたかを評価します。個々のミッションに対する評価なので、評価の基準は明快ともいえますね。

セライヤ: 育成プログラムや勉強会などの「成長の機会」に関するご質問もいただいています。仕事の幅を広げる機会として、人事もさまざまなカリキュラムをご用意していますが、各局での育成や勉強会などはありますか?

薄: 育成研修やプログラムは各局に用意されています。それから、自分たちがやりたいことを企画にして、その企画の種をビジネスプロデュースやマーケティングのチームとつなげることもできます。クリエイティブチームだけでは叶わないことも、いろんな部署と掛け合わせることで実現につながりますし、その経験をフィードバックすることでクリエイター自身も拡張する。電通には、そういった自主提案から始まるいい流れがよくあります。

セライヤ: 国政さん、薄さん、本日はありがとうございました。今回ご参加いただいた皆様には、電通でのキャリアに少しでも興味を持ってくだされば幸いです。