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Digital Transformation 生活者インサイトを見据えた独自のDX

本記事は、
2022年4月14日(木)〜
2022年5月11日(水)の
募集期間中のものです。
※出演者の所属・肩書きは、
現在と異なる場合がございます。

「人」基点で企業の成長と
豊かな社会の実現に
コミットするIGプランナーとは

広告業界をけん引する電通。2021年に発表した中期経営計画では、クライアント企業と社会の持続的成長にコミットするパートナーとして「Integrated Growth Partner」(IGP)を目指すことを掲げています。今回募集するのは、そのキーとなるIGプランナー。IGプランナーの役割や魅力について、データマーケティングセンター局長と、IGプランナーとして活躍するお2人にお話を伺いました。

企業の事業成長と
社会課題の解決に
コミットするIGPとして

データマーケティングセンター局長/貝塚 康仁

データマーケティングセンター
局長/貝塚 康仁

電通が中期経営計画に掲げる「Integrated Growth Partner」(IGP)について教えてください。

電通が持つソリューションを統合的に駆使しながら、クライアントの事業成長に伴走し、それを通じて社会の成長発展に貢献していくことを掲げたのが「Integrated Growth Partner」(IGP)です。

当社の強みである「創造力」「分析力」「実現力」の3つの力と、電通グループが持つさまざまなソリューションを統合(Integrated)することで、クライアント企業の価値向上やビジネス変革を通じた事業成長を実現しながら、人々の暮らしと社会全体の持続的成長(Growth)にコミットしていくパートナー(Partner)として企業と社会にしっかり貢献していく。我々の業務ドメインは大きくシフトをしています。

クライアント企業に変革と成長のサイクルをもたらすのが、電通がこれまで培ってきた4つの体系化されたDXソリューション領域です。広告コミュニケーション(AX:Advertising Transformation)で最適な情報を届け、その商品・サービスを知ったお客様体験の変革を促す(CX:Customer Experience Transformation)。そして、消費者をID×行動ログベースなどでマネジメントするデジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)と、新規ビジネスの創出も含めたビジネスの変革(BX:Business Transformation)を加えた4つのXで複雑化・高度化する企業や社会課題に応えていきます。

クライアント企業の課題解決に寄り添う意志を持ったパートナー

今回募集しているIGプランナーは、どのような役割を担っているのでしょうか。

IGP実現の中核を担うのが「IGプランナー」(Integrated Growth Planner)です。電通は広告会社と捉えられていますが、広告はIGプランナーのドメインの一つにすぎません。「事業成長につながる変化」をクライアント・社会にもたらすために、電通グループに存在する多様な専門性を有する企業群とも連携しながら、あらゆる手段の垣根を越えて統合的にプランニングし、実装へとつなげていく、そのダイナミックな動きのコントロールタワーとしての役割を担う職種です。

企業の成長も社会の発展も、紐解けば一人一人の生活者の幸せで満足な体験の集積であると我々は考えています。DXというとシステム構築や顧客データベース整備、BIツール導入など、「手段」が目的化してしまっているケースも残念ながら少なくありませんが、IGプランナーは、電通が強みとしてきた市場を形成する「人=People」の深いインサイトに根差した本当の意味でのマーケティングDXをリードします。

「企業&ブランドと消費者の良好な関係づくり」のノウハウをベースに、広告を含めたあらゆる顧客接点を、データを軸に最適な顧客体験へと変革し、企業の事業成長や持続可能でウェルビーイングな社会の実現に向けて全体の設計から実装までコミットしていく。IGプランナーは今まさに各方面で最も必要とされている役割を担うポジションの一つであるといえます。

IGプランナーに求める人物像を教えてください。

「社会に実装させたい新たな行動様式」「クライアントの事業を非連続的な成長に導く戦略」「メディアの価値を圧倒的に向上させる仕組み」といった皆様のユニークなアイデアやパッション、経験、専門的なスキル、行動力、ネットワークで、企業と社会に新たな価値を創造していけるIGプランナーは、成長実感と充実感を得ることができるチャレンジングでやりがいの大きな職種です。

徹底的に消費者インサイトに向き合ってきた電通だからこそ、そのマーケティングによって進化したコンシューマーインテリジェンス(データとテクノロジーを駆使した「人」の意識と行動変容のメカニズム)を基点に、ビジネスそのものを顧客体験から変革させることができます。そういった本当の意味での「マーケティングDX」の実現により、さまざまなクライアント企業の事業課題や社会課題の解決にチャレンジしたいという意志をお持ちの方と共に成長していきながら、ぜひ一緒に未来を切り開いていきたいと思います。

最適なデータと多彩な選択肢から、IGPとして企業に寄り添う

データマーケティングセンター PDM推進3部 シニア・プランナー/和田 直也

データマーケティングセンター
PDM推進3部
シニア・プランナー/和田 直也

和田さんは2019年に中途入社されたそうですが、転職の経緯と現在担当されている
仕事内容について教えてください。

前職は広告会社に新卒で入社し、10年以上勤務しました。転職のきっかけは、自身のスキルアップだけでなく、クライアントへのコミットメントを高めたいと思うようになったことでした。ステップアップするなら、常に業界をリードしている会社に挑戦したいと考えていたこともあり、入社を決めました。

現在は、データを基点に戦略立案のための課題発見からエグゼキューションまでを担当し、年間を通じてクライアントに伴走しています。一言で「データ」といっても、電通で扱うことができるデータは、行動データや購買データ、各プラットフォーマーとの連携によるデータなど多岐にわたります。戦略やプランニング、分析の際に最適なデータを選択できるように、自身のスキルアップを常に意識しています。

IGプランナーとして心がけていることはありますか。

クライアントが広告会社に求めている以上のことを察し・理解し、課題の整理からご一緒することを心がけています。電通にご相談いただく案件には、マスを対象としたマーケティング・コミュニケーションから高度なセグメントが必要な案件まで、幅広いプランニングスキルが求められます。企業の事業成長や持続可能でウェルビーイングな社会の実現には、企業を理解し消費者を理解した、オーダーメードの全体を見渡したプランニングをしなければなりません。IGプランナーの役割は、課題に合わせて最適なデータを選択・活用し、信じられるプランニングをクライアントとつくり上げることだと考えます。

パートナーとして事業のコアな部分に伴走できる

ステップアップを実感できた印象的なプロジェクトを教えてください。

入社2年目で、スポーツリーグの立ち上げに関わりました。スポーツリーグの立ち上げに携わる機会は初めてでしたし、社歴の浅い私でしたが、SNSなどの得意分野が評価され、主要メンバーの一員として参加できたのは印象的な出来事の一つです。IGプランナーとしての心構えや幅広いスキルセットだけでなく、自身の強みを持っていることで、電通には社歴にとらわれないチャンスがあるのだと実感しました。

リーグのファンに届けるべき情報とは何かという整理、その情報を届けるために最適なツールの検討、チケット販売のシステムやコミュニケーションツール選定など、IGプランナーの立場からプランニングを行いました。単年ではなく数年先を見据え、メリット・デメリットと向き合い、予算の中で最大の可能性を広げられるように議論できたことについては、クライアントに貢献できたのではないかと思います。

リーグ開幕後もプロジェクトは続いていきます。立ち上げ後も将来的なステップアップをパートナーとして議論できたと感じています。

IGプランナーの面白み、やりがいを教えてください。

あらゆる業界のクライアントから相談をいただき寄り添うことができるのは、広告会社だからこそのやりがいだと思います。データを起点としたマーケティングやコンサルティング業務にとどまらず、生活者に届けるエグゼキューションまでクライアントと寄り添えることも、我々の仕事の大きな魅力です。

近年は、クライアントから事業成長へのコミットを期待されることも少なくありません。これはIGPで当社が掲げていることでもあり、我々IGプランナーが強く意識していかなければならない視点です。クライアントのコア事業に携わらせていただいたり、経営層クラスの意思決定者の方々と伴走させていただいたり、貴重な経験になります。

また、電通には豊富な事例や専門的なリソースを活用しやすい環境が整備されています。こうした社内環境や専門性の高い仲間の存在によって、自身のプランニング力が引き出されていると実感しています。周囲に助けられながらも、クライアントと向き合いチームの一員として貢献し、クライアントのパートナーになれることは、IGプランナーの魅力だと感じています。

最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

データは、あくまで情報を判断するための選択肢の一つです。電通では多くのデータを活用できるからこそ、自身のスキルが試される場面も多くあります。そのため、データだけに頼らず、より最適なプランニング、より自信を持てるプランニングにより、クライアントの満足度を上げられるかが重要だと考えています。

IGプランナーは、クライアントのパートナーとして、思いを持ってクライアントと向き合える方が適していると信じています。ご自身が持たれている今のスキルセットも重要ですが、成長は我々と一緒にしていければと思います。私としては、意志をお持ちの方、例えば「コミットメントを高めたい」「成長を実感したい」「クライアント課題・社会課題を解決したい」と考える方と一緒に働きたいと思います。

先進的なデータ活用×大規模プロジェクトで、かつてない成長を実現

第2統合ソリューション局テクノベートストラテジー部 ソリューション・プランナー/窪谷 航

第2統合ソリューション局テクノベートストラテジー部
ソリューション・プランナー/窪谷 航

窪谷さんは2021年に中途入社されたそうですが、
転職の経緯や入社の決め手について教えてください。

コロナ禍の影響で時間が生まれ、30歳を前にこれからの自分を考えるようになったことがきっかけです。業界内の先輩を見ていて、20代後半から30代中盤にかけて飛躍的な成長機会があると感じていました。しかし、20代後半になり社内的なミッションが増えていくなかで、自身の成長曲線に若干の鈍化を感じ始め、業界で有数の環境で今一度スキルアップに挑戦したいと思い、電通を選びました。

現在はどのようなプロジェクトに関わっていますか。

電通ならではのスケール感の大きいプロジェクトのなかで、データ分析やメディアの知見、電通が保有するツールやデータのアセットを活用し、PDCA領域の全般を担当しています。

具体的には、個人情報に関する法改正から注目が集まるデータクリーンルームという分析テクノロジーの活用や、社内外のさまざまなデータを統合し、リアルタイムな効果計測を可能にするダッシュボードの構築と運用、マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)等の統計手法を用いた効果検証など、多岐にわたります。

大規模でかつ最新のデータが利用できるのは、電通とクライアントとのこれまでの関係性があるからこそです。プランニングから実施、評価、分析、改善の打ち手までのサイクルを持続的に担当し、事業にコミットできる基盤をつくり、実践・運用していくことを心がけています。

この1年で成長を実感した点や、磨かれたスキル、気づきを得られている点などがあれば教えてください。

大規模なデータを活用した経験はありましたが、データクリーンルームなどの最先端の分析テーマに取り組んだのは初めてでした。最新のツールやソリューションは、名前を知っていてもすぐには活用できないことがほとんどだと思います。業界のリーダーとして新しい領域を開拓し、知見と実績を兼ね備えていく電通で経験値を積んでいけることに、成長を感じています。

蓄積されたナレッジや豊富な挑戦機会も魅力

コロナ禍の状況下での入社とのことですが、教育体制や研修、コミュニケーションなどで苦労したことはありましたか。

社内体制が整っているため、特に困ったことはありませんでした。電通では、過去の成功・失敗事例や企画書などのナレッジがデータベース化されており、自由に閲覧できます。何かに挑戦する前に、過去事例や優秀な企画書などを参考に企画案をブラッシュアップすることも可能です。さらに知見が欲しい場合は、上司がその分野に強い人を紹介してくれます。各分野に精通する人材が豊富なのは、電通ならではの特長でしょう。

電通はコミュニティー活動も盛んなので、そちらで挑戦する機会も大いにあると感じています。例えば、さまざまなビジネステーマや社会課題に取り組む「Labo」というチーム活動があります。興味がある分野に気軽に参加でき、最終的には事業化やクライアントへの提案につなげていこうという活動です。自身の幅を広げるために参加を決めたので、そちらも頑張っていきたいと思います。

最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

入社して実感しているのは、業務に関する制度はもちろん、福利厚生の制度が整っていることです。前職よりも労働時間が減り、待遇が良くなっただけでなく、子どもが生まれた際には1カ月の育休も取れました。入社前のイメージとは、良い意味でギャップがあります。

加えて電通は、成長機会という側面で特に開かれた会社です。20代中盤から後半くらいだと「自分の経歴では、電通は厳しい」と思う人もいるかもしれません。しかし、成長機会と捉え、チャレンジをする転職活動はありだと思います。もちろん、即戦力としての知見やスキルは必要ですが、成長していきたいという意志をしっかり見てくれる会社です。自身のスキルや得意分野がシナジーを生む機会が多く、新卒入社でないからこそ成長しやすい環境もあるため、気軽に応募していただきたいです。