24TAKASHI FUKUDA | CREATIVE

LIFE

24学校現場でクリエイティブな挑戦を

TAKASHI FUKUDA福田 崇
CREATIVEクリエーティブ1996年入社

Q.今、情熱を持って取り組んでいることはなんですか?

茨城県の「校長公募」への応募を経て、電通に在籍しながら、茨城県立の中高一貫校で、副校長をしています。(来年度から3年間は、校長にも着任予定です。)そんな立場を生かし、「勉強」と「部活」が全てになりがちな中高生の視野を、電通をはじめとした外部の視点によって少しでも広げ、「勉強でも部活でもない面白い学び」を作り出すことに注力しています。「こんな学び方もありなんだ!」「社会ってなんか面白そう!」という「社会肯定感」を持つことで、自由な発想で主体的に学び始め、社会に出てからも主体的に人生を切り拓ける。そんな生徒を1人でも多く輩出するための、持続可能な仕組みを学校現場に作り出すことに挑戦中です。

Q.過去のどのような経験が、今のあなたをつくっていますか?

マーケティング部署から、クリエイティブ(CR局)に転局したのは、入社5年目の時。CR局の中でのチャンスを自分で作るために、マーケティング部署時代の能力を生かし、「ひとり電通」スタイルで、戦略からアウトプットまで1人でやりきると決めました。そしてトライした携帯電話会社の店頭プロモーションの競合プレゼンで17連勝。その経験から、「クリエイティブ」とは、決まった枠にハマるものをつくるのではなく、その形からつくるものだ、ということに気づけたんです。その後、デジタル化が進んだことで、ますます「決まった枠」がなくなり、「形からつくる」必要がある時代になっていきました。そんな中、新しい形づくりとして、教育プロジェクトを立ち上げ。教育が大きく変わりつつある現状を知り、いっそ教育現場に飛び込んで、学校をテーマにクリエイティブな仕事できたら、自分のクリエイティビティもまた形を変えられるんじゃないか、と思い、この挑戦を決めました。

Q.仕事が旅だとして、あなたが見てみたい、「誰も見たことがない景色」は何ですか?

クリエイティブに決まった形はないので、自分のクリエイティビティがいまの教育現場から刺激を受けてどう変わるのか、に任せてみようと思います。クリエイティビティに旅をさせるようなイメージです。校長がつとまるなら、社長をやるのだってクリエイティブかもしれません。

海外の広告賞なども教材に活用しています

Q.どんな学生でしたか?

大学1、2年の頃は大学にやりたいことがなくて悶々としていました。大学って実社会に通用する学びができると思っていましたが、当時はそんな学びが全然ありませんでした。大学3年でマーケティングに出会い、やっとやりたいことが見つかりました。そこから電通に入るまでは一本道でした。

 

Q.電通に入ろうと思った理由

「売るための工夫をしたい」というのが当時の志望理由。だから、いい広告をつくっている会社に入りたいと思っていたところ、ゼミの先輩に、「それつくっているのぜんぶ電通って会社だぞ!」と言われ、初めて電通を知り、そんなおいしいとこだけやっている会社があるなら絶対入りたいと思った次第です。

学校PVもつくりました

夏休みのキャリアガイダンスには電通から14人のプランナーが参加

Q.THE 8 WAYSの中で、好きな言葉を教えて下さい。

THE 8 WAYSとは?
WE MAKE IT REAL | 企画書やプレゼンはただのプロセス。実施して成果を上げるのが私たち。

教育の世界は、ありたき姿を声高に言うだけで終わりやすい。そこから実際にやる、変える、成果を出すところまで持っていくのが電通人で、僕の役割だと思っているから。

Q.百色名刺から、その色を
選んだのはなぜですか?

COLOR
NUMBER
006

海外短期研修で滞在していたスペイン、マヨルカ島の空の色

Q.入社前の自分と、どこが変わったと思いますか?

仕事の最後まで何が起こりどうなるかを見通せるようになりました。つまり、クリエイティブという一見曖昧な世界に対しても、責任を負えるようになりました。だから、教育のような、さらに正解のわからない世界でも勝負ができると思っています。

 
 

Q.学生時代の
自分に言いたいこと。

英語が喋れるようになっておいてくれ!一刻も早くゴルフを始めろ!