10KANA MISAWA | MEDIA

LIFE

10何度でもゼロから学び直す

KANA MISAWA三澤 加奈
MEDIAメディア2012年入社

Q.今、情熱を持って取り組んでいることはなんですか?

昨年からOOH局へ異動し、屋外・交通広告をデータやツールを使ってプランニング・効果検証をする部署にいます。それらのツールやOOHメディアのR&Dも行っています。異動前は、私にできることはあるのかな?と思いましたが、国内OOH業界はデジタル化の過渡期にあり、さらに新型コロナウイルス感染症の影響も受けて、現場課題は山のようにあるため、やりがいがあります。私は、入社後に二足のわらじになりましたが博士課程へ進学しました。研究が面白く、もっとやりたかったからです。まだ明らかにされていない、解くべき問いを設定し、仮説検証していくフローはプロジェクトマネジメントそのもので、仕事でも役立っています。入社当時は、クライアントの課題に対して脊髄反射のようにアイデアやソリューションを出せるよう訓練を受けました。今は、課題が何かがわかりにくい時代です。大学で学んだ「問いを設定する力」が、より重要になってきていると感じます。

Q.過去のどのような経験が、今のあなたをつくっていますか?

入社してから、だいたい3年ごとに異動していることでしょうか。希望したときもあれば、そうでないときもあります。クリエイティブ、スポーツビジネス、事業開発、メディアとビジネスドメインが変わるので、その都度ゼロから学ぶことが多く、飽きないです。職種は、プランナーのスキルをベースにしつつ、イベントオペレーション、営業や交渉、事業計画策定など、できることを増やしてきました。苦手なこともありますし、仕事をしながら向き不向きも感じますが、強制的に打席に立つことで失敗しながら学んでいます。電通にはいろんな人がいるので、異動先で新しい人たちと出会い、一緒に仕事ができることも楽しいです。

Q.仕事が旅だとして、あなたが見てみたい、「誰も見たことがない景色」は何ですか?

旅には、近郊のショートトリップもあれば秘境の地へ冒険に行くような大がかりなものもあります。私にとっては、どちらも甲乙つけ難いものです。人生100年時代といわれるようになり、生きている間にいろんな仕事を経験する機会が増えると思うので、ローカルな仕事もあれば世界規模の大きな仕事を手掛けてもいいと思います。見慣れた場所への旅でも「見る視点」を変えると「誰も見たことがない景色」になることがあります。また、新しいものやサービスは「誰も見たことがない景色」をつくり出せる可能性がありますよね。「未来はつくるもの」だと思っているので、そういうことにもチャレンジしていきたいです。

しゃべりかけるOOH広告

Q.どんな学生でしたか?

サークルやバイトもしたし、教員免許を取るためにたくさん授業も受けました。将来働く場所のイメージを具体化するために、官庁や民間のIT企業で働いたり、渡仏してR&D業務も経験しました。たくさんの社会人に出会い、学外の友人もできて充実していました。

 

Q.電通に入ろうと思った理由

社員の方に「電通はなんでもできるよ」と言われたことが大きいです。インターンシップに参加した時は、正直ピンと来なかったのですが「これからデジタルの時代になるから電通も変わる」と話を聞いて、自分とは真逆に感じる環境に身を置いてみるのも面白いかもと思い、入社しました。

実証事業で行なった女性向け生理用品のサブスク L-ism

博士研究の一つで開発したChameleonMask

Q.THE 8 WAYSの中で、好きな言葉を教えて下さい。

THE 8 WAYSとは?
WE INSPIRE CHANGE | 変わり続けるからうまくいく。変わり続けるから最先端。

物事を変えるには、ものすごくエネルギーが必要で大変なことだと思うから。

Q.百色名刺から、その色を
選んだのはなぜですか?

COLOR
NUMBER
SPECIAL

創立115周年の時に発行された限定名刺です。カラフルな絵柄でかわいいし、喜ばれます。

Q.入社前の自分と、どこが変わったと思いますか?

コミュニケーションを生業にする会社なので、ものごとの伝え方、聴き方が変わったと思います。また、いろんないい作品に触れたり、会社に多くいる趣味人に影響されて生活の中に“あそび”を取り入れることがうまくなりました。

 
 

Q.学生時代の
自分に言いたいこと。

なるようになる。その時、その時の判断を信じて実践するのみ。