25TERUYASU KITA | HUMAN RESOURCES

LIFE

25自ら出向き、人と対話し続ける

TERUYASU KITA喜多 晃康
HUMAN RESOURCES新卒採用2016年入社

Q.今、情熱を持って取り組んでいることはなんですか?

約3年前からクライアント作業の現場を離れ、人事で新卒採用の担当をしています。会社の未来を担う「人財」という角度から会社の事業にコミットするのは、これまでとは全く異なる環境で、転職したかのようですが、すてきな職場メンバーのおかげで楽しくやっています。一方で、それぞれの人生に寄り添う大変さもあり、日々いろいろ考えさせられ、毎日が勉強です。就活はゴールではないですが、確実に大きなマイルストーンであることは間違いないので、微力ではありますが、「対話」を大事に、皆さんのキャリアを一緒に考えていくことに情熱を持って取り組んでいます。そんな想いもあり、直近では(株)ビズリーチさんとの対面型全国横断イベントや、(株)TKFさんとの新しいグローバルイベント、Forbes JAPANさんとのデジタルクリエイティブの広報イベントなど、喜多だけでも年間約30回のイベントに情熱を持って出向いています。インターン、イベントでも毎回感じるのですが、皆さんからの質問に私自身が刺激を受け、感化され、毎回毎回のこの交わりや出会いに本当に感謝しています。

Q.過去のどのような経験が、今のあなたをつくっていますか?

初任配属はビジネスプロデューサーとして自動車メーカーを担当していました。ある案件でスケジュールが間に合わない問題が発生した時のこと。私が一番尊敬する上司に、「喜多、俺らにできないことはない。絶対に着地させる。」と一方的に宣言されました。当時の私は「この人、だいぶ無理言うなー」と思ったのですが、上司は見事に着地させ、クライアントからの厚い信頼を勝ち得ていたのを鮮明に覚えています。振り返ると、その先輩は、常に行動し、常に出向く。たとえ、その出向く先が困難な場所と分かっていても。よくよく考えるとクライアントは、自社ではできないからこそ電通に頼んでいるのであって、難しいことは当然。難しいことを難しく考えると、もっと難しくなるだけ。だから、一度行動して、さまざまな取引先に出向いてみる。そして、そこから見えた解決の糸口をもとに、プロジェクトをリードする。そんな行動力や一歩出向いていくことの大切さを学びました。出向く思想を大切にした現在の採用広報活動には、その学びが根底にあると思います。

Q.仕事が旅だとして、あなたが見てみたい、「誰も見たことがない景色」は何ですか?

今の日本社会の「履修主義」が「習得主義」へと変わっていく。そんな景色をつくりたいです。私が、それを感じたのは「育児」と「人事」の経験からでした。1歳の娘の成長を見守る中で感じたこと。それは、子どもたちが、ただ同じ学年に生まれたというだけで、画一的なスケジュールに基づく教育方針に従って育てられていく。それって本当に平等だろうか?ということです。それが、同じであることを強要する社会システムに対して感じた違和感でした。また、すてきな学生の皆さんとの出会いを通して感じたこと。それは、人財と企業を、いかにマッチングさせ育成するかこそが、組織の成長につながるんだということです。だからこそ、多くの秀でた光る才能を、同じ箱の中で一律指導するのではなく、最適な形で育み、社会に貢献できる仕組みをつくりたいと考えています。その目標に向けて、目の前の業務の他に、社内の公募制事業提案への応募など、自分なりに挑戦中です!あらゆる観点で、現代の教育システムを、本質的に平等なものにしていきたいです。

先輩のご指導を受け、はじめて1人でやりきった車種キャンペーン

Forbes JAPAN デジタルクリエイティブ人材についてのイベント

Q.どんな学生でしたか?

ココロはSで、カラダはM。そのベクトルの矛先は常に自分に。そんなポリシーを持ちながら、体育会サッカー部、筋トレ、スポーツブランドのインターンに明け暮れる日々を過ごしていました。そのスポーツブランドが好きすぎて、その本社に「カバン持ちでもいいので使ってください!」と突撃訪問するような、行動力:思考力=70:30のバランスの悪い学生だったと思います(笑)。

 

Q.電通に入ろうと思った理由

何より人。本来OBOG訪問をすればするほど、会社の輪郭がつかめていくはずが、電通はどんな会社か余計に分からなくなり、どんどん「未知」な会社だなぁと感じるようになりました。社内だけでもたくさんの部署が混在して、さらにその先には各部署にひもづいたクライアント、制作会社、媒体社がいる。さまざまな人たちが「巻き込み、巻き込まれる」環境にあるのは、なかなかないと感じ、「未知な数」だけ「可能性の数」なのでは!?とワクワクしたので。

インターン最終日、お互いの健闘を称えパシャリ!

子育てで色んな気づきをもらえます。大事な家族時間

Q.THE 8 WAYSの中で、好きな言葉を教えて下さい。

THE 8 WAYSとは?
WE CLIMB HIGH | 残念なことに、困難は私たちを成長させる。

目の前に立ちはだかる、その「壁」(=困難)は、乗り越えてしまえば、いつか自分を守る「盾」になるから。

Q.百色名刺から、その色を
選んだのはなぜですか?

COLOR
NUMBER
066

暑苦しい性格なので、せめて名刺だけは爽やかなカラーで!という理由です。

Q.入社前の自分と、どこが変わったと思いますか?

根本的に大きくは変わってないかもですが、「頼る勇気」を持つようになったと思います。分からないことを分からない、知らないことを知らないという素直さはちょっとついたかもしれません。入社後、チームで協力し合わないと解決できない、自分の知らないさまざまな景色や新しい世界を会社が見せてくれて、プロフェッショナルな最高の仲間と一緒にプロジェクトを進める大切さや面白さを学ぶことができました。

 
 

Q.学生時代の
自分に言いたいこと。

No excuse!All up to you!(言い訳するな、全ては自分次第!)
行動あるのみ。つべこべ言わず、とにかく自分を信じて、動き出してみなよ。心配することにエネルギーを使うのではなく、信じることにエネルギーを使おう。もし自分で信じることができなければ、自分が思う以上に、強くはなれないぞ!