18FUMIHIKO NAKAJIMA | BUSINESS DESIGN

LIFE

18すべてのキャリアを強みにする

FUMIHIKO NAKAJIMA中嶋 文彦
BUSINESS DESIGNビジネスデザイン2008年入社

Q.今、情熱を持って取り組んでいることはなんですか?

電通の事業開発、クライアントの新事業支援などの仕事をしています。中でも、「SPORTS TECH TOKYO(スポーツテック東京)」というスポーツ×テクノロジーをテーマとした事業開発プラットフォームの推進に現在は取り組んでいます。具体的には、電通が軸となり、国内外の有力スタートアップ・事業会社・ベンチャーキャピタル・アスリート・チーム・リーグ・メディア・行政などが、事業共創を通して連続的にビジネスを生み出すオープンプラットフォームのことです。競技スポーツにとどまらず、事業開発・情報発信・ネットワーキングなど広範囲にわたる活動を行ったり、視聴体験・ファンエンゲージメント・スタジアムインフラなどのプロダクト開発や協業を進めたりしています。意欲的な社内外のチームや同志と進めた結果、内閣府「第2回オープンイノベーション大賞スポーツ庁長官賞」もいただくことができました。

Q.過去のどのような経験が、今のあなたをつくっていますか?

実は、私は電通から一度あるIT企業への転職を経験しているんです。転職前に、大手外食企業を担当しTVとモバイルを統合したマーケティング企画がほぼ前例がない中で大きな成果を出せたことと、大手通信企業の企業ブランド刷新と新領域進出支援のプロジェクトに携わることができたという二つの経験を経て、今後のキャリアを考えるようになって。転職先のIT企業では、事業主体者として、あわただしくも多くの経験を積みました。インターネット台頭期だったこともあり、多様な業種業態の方と仕事ができたことが大きかったですね。うまくいったこと、不格好なこといろいろですが、ビジネス経験・視野・つながりを得たキャリアとなりました。そして、それらの経験を生かし、電通に再入社しました。「最初の電通時代」「IT企業時代」「今の電通時代」の経験がブレンド・融合して今の私がつくられています。

Q.仕事が旅だとして、あなたが見てみたい、「誰も見たことがない景色」は何ですか?

「クリエイティビティ」と「サイエンス」が融合したマーケティング会社に、電通をつくり変えていきたいです。前者は広告表現に限らず、新たな事業を生み出す力という広義の意味で、後者もエンジニアリングや基礎科学などまで含めた広義の意味で考えています。デジタルで常に世界とつながるようになった現代において、新しい価値を生み出すクリエイティビティはより重要な資源になり、良質な体験を設計、運用するサイエンスの重要度はさらに高まっていくと思います。電通がIGP(Integrated Growth Partner)への変化を掲げ、これまでの経験に、新たな事業領域を付加、強化して、新しい事業体へと動き出しているように、私自身も、クリエイティビティとサイエンスを併せ持った人材、多様な経験や価値観を重要と考える仲間と創るサービス提供会社に電通を変えていく力となり、新しい景色への大人の旅をしてみたいです。

SPORTS TECH TOKYOキックオフ

Q.どんな学生でしたか?

上京して東京のまぶしさにあてられて、学生前半は勉強せずに過ごしました。そんな中、偶然紹介された国際交流プログラムに参加。東南アジア諸国の多くの同年代の仲間と過ごした経験は、強く印象に残りました。多様な文化、宗教、政治の視野が開けました。その縁で学生向けフリーペーパーの編集をしたり、仕事につながる機会も得ました。楽しくて留年しましたが、学生後半は心を入れ替えて、ほぼ優(S)でした!

 

Q.電通に入ろうと思った理由

新卒時では、自ら意思を持つことで多くの仕事ができると考えたからです。中途入社時では、電通、IT企業での体験を踏まえて、私の経験が電通の新領域探索に寄与するところがあると考えたからです。

カンファレンスへの登壇

登壇者とのディスカッション

Q.THE 8 WAYSの中で、好きな言葉を教えて下さい。

THE 8 WAYSとは?
WE INSPIRE CHANGE | 変わり続けるからうまくいく。変わり続けるから最先端。

変化の中から先駆的な試みや、新しい価値が生まれてくると思っています。

Q.百色名刺から、その色を
選んだのはなぜですか?

COLOR
NUMBER
097

緑とオレンジを交互に使用しています。生き生きとした感じ、温かさがある色が好きです。

Q.入社前の自分と、どこが変わったと思いますか?

二回入社しているので、最初の時は自分も社会の一員として振る舞うんだ、と当たり前ながら認識しました。二回目の入社は中途入社です。これまでの経験を踏まえて、多様な価値観や仕事をする人たちとの付き合いが増えました。また、大学や団体などでのメンターや審査員などを務めて、自身の経験を社会に還元することを考えるようになりました。

 
 

Q.学生時代の
自分に言いたいこと。

たくさんの人に会おう、たくさん旅をしよう。