新規事業を立ち上げたり、アプリやシステムを開発したり、時には会社そのものをつくったり。「アイデアをカタチにする」ことを通じて、クライアントや世の中の課題解決に携わっています。困っている人やおもしろいことを企んでいる人がいた時に、「真っ先に相談される人」であることを目標に、日々励んでいます。

アメリカンフットボール部と研究室に打ち込む日々でした。当時は充実感を感じることは少なく、自分は何者なのかと悩むことも多かったように思います。今振り返ると、そんなふうに考え続けた時間が、今の仕事に生きているのかもしれません。

当時の電通の採用コンセプトだった「ヒトノココロヲウゴカスシゴト、ナンデモアリ。」という言葉やOBの方の話を聞いて、どこか文化祭前夜のような熱気と無限の可能性を感じ、まさにココロを動かされました。そして入ってみたら、想像以上にその通りでした。

スタートアップ×電通で、新しいビジネスの立ち上げに挑戦。

アメリカの現地スタートアップと提携した新しいグループ会社の立ち上げに携わりました。この仕事では扱う商材が広告からデジタルプロダクトに変わり、企画や営業はもちろん、採用活動から机の手配まであらゆる業務を体験しました。付き合う人たちの職種や会社もガラリと変わり、当時の私には見るものすべてが新鮮でした。

入社してからは、「挟まれる」場面が多くなりました。チーム全体で同じ方向を目指して進めるかどうかは、仕事の質や達成感に直結するように感じています。だからこそ、複数の人や意見の間でかじを取ることは、とても重要で、同時にクリエイティブな作業だと思っています。気づけば、緊張しながらもその状況を楽しめるようになってきました。

「これをつくりたい」という明確な野望はありませんが、アイデアを大きく飛躍させるための「良き変数」でありたいと日々思っています。さまざまな経験を積んで自分の色と味を深めることで、チームにとって新しい価値を生み出す「触媒」のような存在となれるよう努めています。